知的資本評価

知的資本の見える化は、 企業変革の起点であると同時に、 持続的な価値創造の基盤創りへの第一歩

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知的資本の見える化は、企業変革の起点であると同時に、 持続的な価値創造の基盤創りへの第一歩

企業と多様なステークホルダーが、互いの価値観や可能性をすり合わせながら未来を構想し、形にしていくプロセスです。 納得と共感、そして当事者意識に基づく意思決定と実践が実現されます。こうした経営のあり方こそが、持続的な価値創造の基盤となっていきます。
IC Rating®(知的資本評価)とは、Intellectual Capital Ratingの略であり、ICMG Group が、創業以来、継承・進化させてきた 知的資本の見える化の方法論であります。
そもそも知的資本とは、財務情報では捉えられない、企業の本質的な価値創造力であり、十分に把握されなければ、 戦略や投資判断だけでなく、企業が何を大切にし、何を目指すのかという “目的” 自体が、社内外でズレていく可能性があります。
ICMGは、そうした知的資本を見える化することで、日本企業の持続的な価値創造の基盤創りを実現してまいります。
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登内 大輔

ICMG Group 知的資本経営 ICM 執行役

IC Rating®とは

IC Rating®における3つのポイント

知的資本評価とは、人的資本・組織文化・顧客との関係性といった、財務情報では捉えられない価値創造の源泉を明らかにする営みです。あわせて、対話を通じて経営・現場・顧客の間にある認識のズレを捉え、企業として目指す目的や価値創造の方向性に共通理解を築きます。さらに、これらの知的資本がどのように相互に作用して価値を生んでいるかを構造として捉えることで、構想を現場のリアリティに根ざした実行可能な戦略へとつなげることが可能となります。

1. 企業変革には、 見えない資本の把握が不可欠

人的資本、組織文化、顧客との関係性といった「見えない資本=知的資本」の可視化は、企業変革の出発点です。
これらの知的資本は、財務情報では捉えられない、企業 の本質的な価値創造力であり、十分に把握されなければ、戦略や投資判断だけでなく、企業が何を大切にし、何を目指すのかという “目的” 自体が、社内外でズレていく可能性があります。
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IC Rating®の期待成果

IC Rating®における4つのアウトプット

IC Rating® のアウトプットは、単に数値や声を集めるのではなく、知的資本をベースとした価値創造の構造を、経営の判断材料として提示します。この結果から、ワークショップでの対話を通じて、これからの価値創造の源泉とする知的資本は何か?それをどう活かすか?高めるか?という経営の方針を導出します。

1. コメント(コメント集)

IC Rating® では、インデプスインタビューを通じて、コメントを収集します。コメントには、数値では捉えきれない「価値の感じ方」「信頼の背景」「違和感の理由」などが含まれており、形式知化されていない暗黙の価値観や期待が表出しています。
それは、判断や行動の裏にある感情と仕組みの関係性を読み解くためのヒントであり、企業がまだ気づいていない強みの源泉や、未来に向けた可能性を浮かび上がらせます。

IC Rating®の実践智

IC Rating®における3つの実践事例

ICMG Groupは創業以来25年に亘って、IC Rating®を起点に、経営者の持つ課題認識に基づき企業変革の伴走支援を行ってまいりました。

実践例 ①

テーマ:
  • 経営×事業の全社企業変革の基盤づくり・実践
顧客課題:
  • 結果としての財務指標のみ重視する経営からの変革
  • コーポレート・企画部門と事業部門の両輪での変革実践
アプローチ:
  • 企画部門とICMG Groupとが一体となった、企業変革チームの組成と事業部門への粘り強い行脚。 “管理” から “汗かく企画” へ
  • 事業部門がオーナーシップを持ったIC Rating®の実施と事業経営への活用
  • 事業部門自らが、知的資本を活かし持続成長を目指せる中期経営計画フレームへの改正と実施
  • 財務成果にとどまらない、知的資本・将来の価値創造の可能性に着目した事業ポートフォリオ変革
成果
  • 知的資本を活かし、「事業改革し続ける経営のメカニズムの導入」と、「個別事業の自立的な成長の実践」の掛け合わせによる、持続変革基盤を構築

Challenges Our Clients Face

CHALLENGE

統合報告書が、ただの情報の寄せ集めになってしまっている

CHALLENGE

自分たちの本当の強みを理解できていない

CHALLENGE

全社で定めたパーパスに向かって一丸で動ける組織になっていない

How did we help?

企業としてどのような価値を提供し、どのような社会の実現を目指すのか、パーパス・ビジョンの策定から、自社の強みを活用した経営・事業戦略策定、ビジネスモデル・組織変革まで、クライアントの経営チームと一体となり支援しています。
企業変革(CX)を実現するには、どこを目指し、何を変えるべきなのか、組織の壁を越えた経営幹部のコミットメント醸成は不可欠であり、加えて、実行する責任者のリーダーシップなくして成果に辿り着くことはできません。戦略の具体化、変革意識の浸透、新たな組織ケイパビリティの獲得、リーダーシップ強化 等、行動定着までに生じる様々なハードルを一緒に乗り超えながら、伴走してきました。
また、変革は自社内だけで完結せず、業界ステークホルダーを巻き込むパートナー戦略・スタートアップ含めたM&A、DX推進との掛け算が求められるケースも多くなってきています。知的資本経営の考え方をコアとしながら、最適な専門エキスパートチームを組成し、複雑な経営課題解決できる体制をつくっています。
一緒に汗をかいてくれるというのが魅力。どんな立派な絵姿・プランを描いても、実行に至らなければ、絵にかいた餅で終わってしまう。そこを、泥臭いところもにも寄り添ってくれ、成功事例をつくる所まで、落とし込んでくれたことで、変革の成果に繋げることができた。 これまで社内に埋もれていた問題意識・アイディアを表出化し、改めて自分たちはどうなりたいか、腹を割って経営陣で一枚岩になれたのが大きかった。 目指すべき方向性はあっても、具体的な経験知、やり方をもっていない中で、人材採用・育成、プロセスづくり含めて、組織力強化に貢献してくれ、実践・定着につながった。 M&Aは、事業・アセットを買うという財務・有形の視点に陥りがちなところを、知的資本の視点で成長戦略を描き、相互の価値を具体化できた点がディールに大きく影響した。

国内 製造業

Our Presence

540社知的資本評価実施件数
592社支援企業数

Our Experts

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『知的資本からの価値創造』で社会を満たす

登内 大輔

ICMG Group 知的資本経営ICM執行役

Head of Intellectual Capital Management

慶應義塾大学経済学部卒

広告会社を経て、ICMGに参画。​グローバル標準の価値創造の方法論をベースに、企業の知的資本経営の実践を伴走支援。次世代経営幹部等のリーダーシップ開発、知的資本の可視化、パーパス・ビジョン策定等の実行をリード。

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日本が世界で再びリスペクトされる国であることをリードするカッコよく輝く大人づくり

宗野 尚佳

ICMG Group 知的資本経営ICM

Middlesex University BA Joint Honours Degree Management with Accounting

2002年、株式会社アクセル(現ICMG)入社。日立グループを中心に知的資本の可視化~価値創造に活かしていく伴走プロジェクトに多数従事。その中で’個力’の最大化への関心が高まり、コーチングやメンタルトレーニングの学びを深めトレーナーとして独立。2009年の第一子出産を機に閉塞的な産後環境に憤りを覚え、一念発起して産後支援事業を立ち上げ。12年間に渡る経営経験を経て2022年ICMG復帰。現在は持続的な企業価値向上の原点となるDiscoveryフェーズのコアである人的・知的資本の掘り起しプログラムを中心にリードしている。

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あらゆる可能性を顕在化させ、生きる喜びと希望に満ちた毎日を演出する

鈴木 謙太郎

ICMG Group 知的資本経営ICM

東京工業大学工学部経営システム工学科卒業/建築学科卒業

一級建築士

建築デザイン会社を経て、複数のコンサルティングファームにおいて「経営×事業×人財」の切り口でM&A・PMI・組織再編・アライアンス戦略立案・新規事業立案・BPR・企業風土改革等に関するアドバイザリーを経験。2021年よりICMGに参画し、これまでの経験を統合して知的資本経営/人的資本経営をリデザインすることに取組んでいる。

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社会にとって価値あるものを創り出す

船橋 仁

ICMG Group 代表取締役会長 Founder and Group CEO

経済産業省 産業構造審議会/新成長政策部会/経営・知的資産小委員会 座長

経済同友会 新事業創生委員会副委員長、中堅中小企業活性化委員会副委員長、幹事

一般社団法人 Japan Innovation Network 上席常務理事

早稲田大学大学院MBA、Ph. D

株式会社ICMGの創業者であり、代表取締役社長。総合商社にて海外向け化学品の開発、輸出業務、国家入札案件などを手掛けたのち、1987年株式会社リクルートに入社。人材総合サービス部門、新規事業開発室を経て1996年、ビジネスインキュベーション事業部を創設。雑誌『アントレ』を創刊し、ベンチャー企業の支援サービスとして、「雑誌」「ネット」「イベント」「個別コンサルティング」などの融合サービスを提供。 2000年、プロジェクト化していたビジネスサポート事業を継承する形で株式会社アクセルを創設。2001年、スウェーデンの知的資本格付け会社Intellectual Capital ABと提携し、バランスシートに記載されない企業の実体価値を評価する手法「IC Rating®」のライセンスを取得し、日本版として開発。2003年には同社へ資本参加し、2010年同社を子会社化。企業を取り巻くステークホルダーである経営者、従業員、取引先、顧客、株主が公正かつ適正な利益を確保できる知的資本主義を標榜。ICMG独自の「知的資本経営」手法の研究および実践を行っている。

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