Stories of ICMG Group

Future Center Tokyo 年末特別イベント 開催レポート

Share this story

https://cdn.sanity.io/images/e9cahbx5/production/df9da0b5f84d71fed7fa14aa848cf99703d5ed8c-794x729.png
12月23日、東京丸の内のFuture Center Tokyoにて、「これからのビジネスリーダーの学び」をテーマとした特別イベントを開催いたしました。本イベントでは、VUCAと呼ばれる正解の見えない時代の中で、未知のチャレンジに前向きに取り組み、成果への着実な道筋を描き出すためには、ビジネスパーソンは何を考え、どのように行動すればよいのかを二部構成で考えていきました。

第一部 藤原和博氏講演 「10年後、君に仕事はあるのか?」

第一部では、教育改革実践家として知られる藤原和博氏を講師にお迎えし、「AI×コロナ時代の戦略的生き方 10年後、君に仕事はあるのか? 未来を拓く『情報編集力』の育て方/磨き方」と題した講演を行っていただきました。
藤原氏は、これからの時代で必要とされるのは、これまで重要とされてきた正解を素早く導き出す力「情報処理力」ではなく、AIにはない力である多様な情報を掛け算することで新しい視点から価値を生み出す力である「情報編集力」であり、求められているのは会社人間から会社内「個人」へ、そしてルールを守る人からルールを創り出す人へとチェンジしていくことだと説きました。
https://cdn.sanity.io/images/e9cahbx5/production/1033f66f72154e62d4a72cd97c8f508c67f8765a-800x480.jpg
講演の中では、情報編集力を実践的に体感する試みとして、「お掃除ロボットに付けたら売れる新しい機能は?」や「自動化でなくなる駅のサービスは? または絶対になくならないサービスは?」などの質問を参加者に投げかけると、オンラインからは次々にチャットで回答が寄せられ、会場でも周囲の人とのアイデアピッチが止まらず、インタラクティブで活気に満ちたセッションとなりました。
また、情報編集力を高めるだけではなく、仕事やキャリアへ応用していき“希少性”を高めることが自らの価値を高めていくことにつながると説明。自らも、リクールトでのビジネスの世界と、そこから公立中学校・高校の校長という教育の世界へと転じたことでの異なったキャリアの経験を掛け算し、いまでは講師として活躍する傍ら時計やカバンのデザインも手掛けるなどマルチに活躍している藤原氏だからこそ、100万人に1人という希少性のある人材になるにはということに、説得力のある語り口で共有していただきました。
寿命が延び、人生100年時代と言われる今日においては、いくつもの人生を重ねて生きていく時代になると述べる藤原氏からは、情報編集力を伸ばし、キャリアを築くことで豊かな人生を送って欲しいというメッセージを頂きました。

第二部 共創の会ワークショップ 「イノベーションを起こし続けるリーダーとは?」

第二部は、一部で講演の藤原氏に加え、ICMG CEO 船橋、CPO八木、そして会場から飛び入りでご参加頂いたFuture Center Tokyo共創の会のメンバーでもあるヤマトグループ総合研究所の木川理事長を加えた4名によって、イノベーションを起こし続けるリーダーのあり方をテーマにダイアログを実施いたしました。
https://cdn.sanity.io/images/e9cahbx5/production/d7643cbfe8c9cc700f5d1d10b81c65a6d37745fe-800x350.jpg
新規事業開発などの部署を作ればイノベーションが起きる訳ではなく、変化は必ず一人の個人から始まるということで始まったダイアログでは、講演の一部を受ける形で、それぞれのキャリア形成や変化を起こすきっかけになったエピソードなどを交えて頂きながら、4者それぞれに改めて振りかえりながらお話しいただきました。
また、参加者からの「変化を起こすために周囲を巻き込んでいくにはどうすればいいか?」や「確信を持って突き進む秘訣は?」という、いままさに直面している切実な課題に基づいた質問に対しても、それぞれ個性の異なる4名が率直に回答し会場を沸かせていました。
二部の最後には、2021年4月より本格始動するFuture Center Academy(FCA) のご紹介をさせて頂きました。FCAで私たちが実現したいと考えているのは、リアルに経営にインパクトのある成果を生み出すことのできるビジネスリーダーを育成することです。そのためにアカデミープログラムとして、これからのビジネスリーダーのために厳選した学びの場を提供します。さらに、参加者には、実務において直面している難しいビジネスチャレンジを持ち込んでいただき、経営者としてビジネス経験の豊富な実践家コーチのサポートを通じて、実際に成果を出すことに取り組んでいただきます。「リーダーの仕事は成果を出すこと」、その命題に正面から向き合う新しいサービスとして立ち上げていきます。
Future Center Academy コーチ陣
https://cdn.sanity.io/images/e9cahbx5/production/e7b23e103ac17b6b4c44849715e667ae58300f6d-800x208.jpg
第一部・第二部ともリアル会場とオンライン会場ともに、参加者の皆さまにも積極的に意見を出して頂き、全体として非常に実りの多い2020年最後のFuture Center Tokyoプログラムに相応しい会となりました。ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。2021年もFuture Center Tokyoをどうぞよろしくお願い申し上げます。
【本件に関する報道機関からのお問い合わせ先】
ICMG Group
Group Marketing Department
【ICMG Groupについて】
ICMG Groupは、バランスシートに出てこない企業の見えざる価値=知的資本を可視化し、多様なステークホルダーとの共創を通じて、確かな成果をお届けする日本企業の事業共創パートナーです。
創業から25年以上に渡り、東京、シンガポール、バンガロール、アブダビ、ナイロビ、サンフランシスコ、上海、ストックホルムをベースに、企業の価値の源泉である知的資本評価やそれに基づいた戦略策定、エグゼキューション、リーダーシップ育成、事業投資、ベンチャーキャピタル、M&A、UI UXデザイン、エンジニアリング、リクルーティング、ジョイントベンチャーの設立・運営まで、一気通貫でクライアントと共創し、日本企業の成果創出にコミットしています。
また、東京電力・中部電力と再生可能エネルギーや次世代インフラへの投資を行うジョイントベンチャーをシンガポールに設立しており、国連UNDPとは、SDGsイノベーションに関するパートナーシップを締結しています。ベンチャーキャピタルでは、Sequoia CapitalやGoogle、Tiger Global Management等のグローバルトップVCとインドで共同投資を行っております。2023年には、日本大企業の経営層の持つパーパス、ヴィジョンをデジタルの力に繋げ、社会のイノベーションを加速するICMG Digitalをローンチしています。
これらの多様な価値を創出してきたICMG Groupのコアバリューは、常に企業、組織の見えざる価値を可視化し、将来像(パーパス)を描き、その価値創造を実現させてきた知的資本経営(Intellectual Capital Management)にあります。

Share this story

Imagine. Innovate. Interact. Connect to Co-Create.

未来を共創するイノベーションパートナーへ