2024年3月20日ICMG、国連開発計画(UNDP)インドネシア、日本クロージャー株式会社(NCC)主催サーキュラーエコノミーに関するトークショーと「第5期SDG リーダーシッププログラム」卒業式が開催されました。
官庁、アカデミア、企業、スタートアップなど各業界の循環型経済をリードするリーダーが集結した5回のダイアログ(2022年より実施)からの学びをもとに、2023年10月よりSDGアカデミー・インドネシアの「第5期SDG リーダーシッププログラム」が開催され、先日42名のSDGsリーダーとなった卒業生への表彰状の授与、プログラムの集大成である9つのCapstone Projectの表彰が行われました。
冒頭 下村憲正氏(在インドネシアUNDP常駐代表)及びVivi Yulaswati 氏(Bappenas 海事・天然資源担当副官)から、イノベーションをリードする本プログラムによって、サーキュラーエコノミーを加速させることができる、ビジョン達成には、革新リーダーが必要である旨説明があり、NCC中川征氏(製品開発部 マネージャー)からは、サーキュラーエコノミーのローカライズの重要性ついて述べ、これからも包装容器を通して社会課題の解決を目指していきたい旨挨拶がありました。
トークショーでは、インドネシアのインフラはまだ不十分で優先準備をつけて整備していかなければならないが、国・自治体や企業だけに頼るのではなく消費者1人1人が学んで変わり、パートナーシップを組みながら前向きにサーキュラーエコノミーに取り組んでいこうという内容でディスカッションされました。



「第5期SDG リーダーシッププログラム」卒業式及びトークショーの様子
UNDP Indonesia公式サイト:
・日本クロージャ―株式会社(NCC)
金属製、プラスチック製の各種キャップ・クロージャー製品、およびキャッピングマシンを供給している日本の大手クロージャーメーカー。「クロージャーで人と社会に感動を」を経営理念に、環境に優しい製品の研究と開発に努め、共創を通じて持続的に付加価値のある製品を製造している。
・UNDPインドネシア
UNDPは約170の国と地域で活動し、貧困撲滅、不平等と排除の削減、そして各国が進歩を持続できるような強靭性の構築を支援。国連の開発機関として、各国が持続可能な開発目標を達成できるよう支援する重要な役割を担っている。UNDPが支援する各プログラムには、具体的で多様な目的がありますが、能力開発は、インドネシアおよび世界中のすべてのUNDPプログラムに共通する目的の1つとなっている。
・SDGアカデミーインドネシア
SDG アカデミー・インドネシアは、UNDP インドネシア、国家開発計画庁(Bappenas)、タノト財団が設立しインドネシアにおけるSDGs のローカライズを加速するためのCapacity Building の組織であり、SDGs を主流化するためのナレッジハブとして機能しています。SDG リーダーシップ・プログラムは、SDG アカデミー・インドネシアによる主要プログラムの一つで、政府および非政府セクターのステークホルダーを対象とし、持続可能な開発目標である2030 年アジェンダの達成に貢献できるSDGs 特性を持つリーダーを育成することを目的としています。 同アカデミーは、これらのSDGs のステークホルダーが、インドネシアのポストパンデミック危機からの回復において、よりグリーンで、よりレジリエントで、よりインクルーシブな都市に向けてより良いものを構築するために役立つことを期待しています。
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